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日本のコンテンツ市場、アナログのマスメディアからネットワークによるデジタル配信へと産業構造が変化

2009年9月 1日 19:02
ゲームや音楽、マンガ、映画など今後の成長が期待されるコンテンツ産業の市場規模が、2年連続で縮小していることが株式会社ヒューマンメディアの調査で分かった。2008年度の市場規模は、前年度比0.2%減の12兆8627億円。インターネットを通じた安価なコンテンツ配信が急成長する一方、従来型の音楽CDや映画のDVD、書籍といったパッケージソフトの落ち込みを補えなかった。

8月までに公表された統計を調査会社ヒューマンメディアがまとめたもので、パッケージソフト、放送、映画館やカラオケなど興行・施設、インターネットによるコンテンツ配信、携帯電話による配信の5分野で集計、分析した。

それによると、パッケージソフトは、前年度比3.9%減の6兆803億円。前年度の3.6%減から減少幅が拡大した。ゲームソフトは8.1%伸びたほか、電子辞書が横ばいだった以外は軒並み減った。

興行・施設も減少。放送は民放地上波テレビの広告が減ったものの、NHKやケーブルテレビが堅調で、2.9%増の3兆7914億円となった。

著しい伸びを示したのはネットワーク配信で、インターネットが12.5%増の8599億円、携帯電話が14.6%増の5683億円。映像、音楽、広告のいずれも伸びた。ただ、増加分は合計で1689億円にとどまり、パッケージソフトの減少分(2435億円)に及んでいない。

この市場データを見ると、日本のコンテンツ産業が、アナログのマスメディアからネットワークによるデジタルコンテンツ配信へと向かう、構造変化の兆しを読み取ることができる。2011年地上デジタル移行後、新たなデジタルメディアの登場によって、さらにその傾向が進むものと予測される。

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